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ファミクロいる?いらない?

blog2022.05.13

ホンモノの木だけを使い素材を大切にする。
自分を愛する人のための家づくり。
滋賀県米原市にある
ふじもと建築です。

家の間取りで人気なのが
ファミリークローゼット。

通称ファミクロと呼ばれ
家族全員の衣類を収納するお部屋です。
おひとり一畳ぐらいの広さをとるのが
オススメです。

我が家は7人家族なので
7畳が必要でかなりの面積を
占めてしまいます。

本当に必要なのか?と
私なりに検証した結果
我が家では不採用となり
ランドリースペースのみにしました。

ファミクロのメリットとしては
☑家事動線が整う
☑物の管理がしやすい
☑洗濯物を片付けやすい
☑着替えが一か所で終わる

カバンや服を探す手間も減り
家族が多いからこそ理想的!でした。

デメリットは
☑家族で着替えが重なる
☑洗濯物を各部屋へ収納
☑将来子供が嫌がる
☑デッドスペースが大きい

この二つを比べた時に
大切なことに気づいたのです。

家は私一人が暮らすのではなく
家族みんなで生活する場です。

便利は快適ですが
そこに甘えれば
自分をダメにすると考える私です。

あえて不便を選び
子が自立するまでに
整理整頓する大切さを
伝える必要があると思いました。

それぞれが成長すれば
生活スタイルも変わります。

どんな環境でも対応できるように
ファミクロを採用しませんでした。

子供たちにモノの大切する意味を
伝えることはすごく大変な作業です。

でも、私が選んだ道です。

後悔よりもこれでいいんだと
満足しています。

家づくりのプランを考えるとき
情報に惑わされず
自分自身がどんな暮らしをしたいかを
しっかりと考え、選択することを
オススメします。