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環境を大切にする建材って何?

blog2022.02.23

ホンモノの木だけを使い 素材を大切にする

自然を愛する人のための家づくり

ふじもと建築です。

今回は

わが社のこだわりの一つ。

「環境にやさしい家づくりを

心がけているからこそ

建材はできる限り使いません。」と

お話すると

「建材?建材とはなに?」と聞かれます。

建築関係のお仕事する方にとっては

当たり前のフレーズ。

私自身も最初知った時は

チンプンカンプン???でした。

私なりに「建材」の事を

書こうと思います。

建材とは「建築に用いられる材料のこと」です。

「仕上げ材」「下地材」「無垢材」「集成材」

大きく4種類に分けられます。

これらの材料を使い

柱・床・ドア・壁・屋根…と作り上げていきます。

今回は

「無垢材」「集成材」

二つの事についてお話します。

私たちがよく話す「建材を使わない」という言葉。

これは「集合材」の事を指していました。

「建材」という大きなくくりでお伝えしていた言葉を

改めないといけませんね。反省です。

「集成材」とは

こちらは、小さく切り分けた木材を

接着剤で組み合わせた人工の木材です。

「なぜ、環境にいいの?」

「なぜ、使わないの?」と

疑問が浮かんでくると思います。

大きな一つは

「接着剤」を使われている材料は

産廃処理=ゴミとなり環境汚染へとつながります。

家づくりをする上で

地球を汚染するゴミを排出したくありません。

そして、もう一つ。

接着剤には、ホルムアルデヒドが含まれ

シックハウス症候群を引き起こす一つともいわれいます。

人はいつも呼吸をしています。

呼吸をしているという事は

体内に空気中のモノを

自然と体に取り入れているという事。

この恐ろしさに気づいたとき

身体に害のあるものはできるだけ

建築でも使用したくないと思いました。

だからこそ

無垢材にこだわります。

「無垢材」とはイメージ通り

天然木をそのまま使用する天然素材のこと。

天然であるため、木の切れ端は燃料として

活用できます。

そして、時間と共に変化していく材料なので

経年美化を楽しめる材料の一つです。

 

環境にやさしい人は自分も人も…

いわゆる人間を愛せる人だと

お聞きしたことがあります。

とても共感するお言葉でした。

建てる側も住む側も

環境にも人にも優しい

家づくりを心がけています。