Blog

こだわり抜いた屋根づくり

blog2020.08.10
自然や木のぬくもり、素材を大切にする。
 木の家づくり
ふじもと建築です。
暑い😵暑い☀️暑いですねぇー🥵
なのにスッキリと晴れない空。
なんだか今年は…
「どうしたんだろ?」と、思う今日この頃です。
前回の記事で
屋根瓦のことをお伝えしました。
実は…
屋根の作りに独自の工法で
仕上げてます。
屋根作りには
いろいろな形があります。
作り方によって
室内の空気の流れ方が
変わります。
屋根の施工法は
【起り屋根(むくりやね)
を採用しています。
【起り屋根】とは、内側に湾曲していて
少し膨らんだ形をしています。
この方法は、昔ながらの日本建築の様式。
プラス
我々、ふじもと建築が施した
独自の施工方法とは…
屋根に通気工法を取り入れる事。

化粧垂木を流し
化粧野地板を貼り付けてます。
その後
ルーフィングシートを敷きます。
「ルーフィングシート」とは、
雨水の侵入を防ぎます。
今回仕様したのは
遮熱、透湿ルーフィングを採用。
このルーフィングを仕様する事により
野地板の湿気を排出、腐朽を防いでくれます。
野地板の快適な状態を保ちます。
通気胴縁を取り付け
野地板を張る。
さらに、
最初の材料とは違う
透湿ルーフィング。
さらに
棟には、わざと空間を作り
棟換気を施工しています。
少々手間のいるお仕事。
それぞれ違うシートを敷いたり…
2回同じ事をやってるような…
素人には何がなんだか
わかりづらい💦
だけど
屋根の工法一つで
室内の空気の流れが変わる。
だからこそ、
こだわり抜く一つでもある。
空気層があることで
熱が室内に伝わりにくい。
空気層があることで、
屋根裏にこもる
熱気や湿気が外に排出される。
木材だって
気温で変化したり
湿気だって吸う。
だからこそ
木材も過ごしやすい環境づくりを
してあげたい。
そうすれば、
きっと我々人々も
住みやすい家づくりへと
繋がると思います。