屋根の作りで室内温度は変化する
blog2022.05.25ホンモノの木だけを使い素材を大切にする。
自分を愛する人のための家づくり。
滋賀県米原市にある
ふじもと建築です。
長袖では汗ばむ気温になり
梅雨入りが間近に迫ってきました。
大雪だった冬が
遠い昔のようです。
去年の12月頃の雪は
気温が下がらないまま降りました。
重みに耐えられなかった屋根、
カーポート破損、雨どいが曲がるなど
被害を受ける家屋がたくさんみられました。
春先から屋根修理に追われていました。
その際に、ひと昔前の材料を
見ることができたので
お伝えしますね。
屋根の工法は
垂木で傾斜を作り
屋根の土台となる野地板の上に
防水シートや屋根材を設置していきます。
「防水材」には
「ルーフィングシート」を使用し
雨から室内を守ってくれています。
昔の防水は、杉板や杉皮を
「下葺(したぶき)材」と呼ばれていました。
「皮」を想像すると
柔らかくもろいイメージがあります。
実際に「杉皮」を手に取ってみると
柔軟性の中にもコシがあり
しっかりとした厚みもあります。
一番驚いたのは
劣化がしていないことです。
自然のモノを使いながら
雨漏れを防ぐ工法と考えられた屋根。
昔の人の知恵は素晴らしいですね。
ふじもと建築は
日本建築の伝統を守りながら
独自の屋根づくりをしています。
屋根に熱気がこもらず
空気が流れる工法です。
ブログでも紹介していますので
ぜひ、読んでみてください。
https://kazunoie.jp/blog/2020/08/id_507
ふじもと建築では
住宅兼モデルハウスにて
住み心地や空間を体感できます。
目で見て、肌で感じるためにも
ぜひ、お越しくださいね。
お待ちしております。