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(大工のひとりごと)環境は守るよりも、救うものだった

blog2024.08.12

ホンモノの木だけを使い素材を大切にする。
自分を愛する人のための家づくり
滋賀県米原市にある
ふじもと建築です。

まだ8月だというのに
心地よい風が家の中を吹き抜け
どこか過ごしやすさを感じます。

これも温暖化の影響なのか…
と空を見上げることが多くなりました。

ちょっと不安にもなるのですが
不安ばかり先走っていても
何も始まりません。

目の前に何か異変を感じるのであれば
それが正解だとするなら
“今、私たちに何ができるのか?”
を考えることが大切です。

今日も新しく命を誕生させた子どもたちが
ずっと生き続けてくためにも
今、できることをやる!
それだけだと思うのです。

ふじもと建築は
無駄な廃棄物(ゴミ)を無くすよう
努力を始めております。

木材の端材は自宅での薪ストーブで再利用。
環境に優しい資材の活用
解体時にも廃材を抑えれるような家づくり

をモットーに家づくりを進めていく中で
「エシカル協会」と出会い
一年間環境について学ぶ機会が
ありました。

講師の一人でもある
パタゴニアの社長さんから
企業理念を聞いたとき
身体に衝撃が走りました。

“地球を救うため”

“地球を救うため”

地球を守るのではなく
救うため。

そうなんです。
地球を汚し、
温暖化へと加速させたのは
我々人間なんです。

快適さを求めるが故
多くの商品が生まれました。

それと同時に
環境が破壊されていったのです。

壊れた環境を以前と同じように
戻すことは難しいかもしれません。

ですが、
時間を遅らせながら
維持してくことは
可能だと思うんです。

できることは小さくていい。
今、できることを
コツコツと始めるだけ。

自分たちが住む地球を救うために…

その想いが通じ
パタゴニアさんのTシャツで
ふじもと建築の「ユニホーム」が
製作できました。

ユニホームを見るたびに
とても誇りに思います。